KING OF TIMEでできること:主な機能と向いている企業
勤怠管理システムを検討していると、必ず候補に挙がるのが KING OF TIME です。ただ「勤怠のシステム」という認識だけで見ていると、いちばん大きな特徴を見落とすことになります。
この記事では、KING OF TIMEで何ができるのかを整理します。
最大の特徴:料金に「人事労務」と「給与」まで含まれる
KING OF TIMEは 1人あたり月額300円(税抜)・初期費用0円のワンプライス です。最低利用人数・最低契約期間はなく、1名から利用できます。
この料金には、勤怠管理だけでなく次のものが含まれます。
- 勤怠管理 — 打刻・集計・シフト・休暇管理
- 人事労務 — 従業員情報の一元管理・Web給与明細・マイナンバー管理・e-Gov電子申請
- 給与計算 — 勤怠と連携した給与計算・年末調整
- そのほかデータ分析・電子契約・システムログなど
つまり、勤怠のために契約すると、人事労務と給与も追加費用なしで使える という構成です(給与を使う場合は人事労務との連携が必要です)。
料金の考え方はメーカーごとに大きく異なります。詳しくは「クラウドSaaSの料金、どう比べる?」で整理しています。
できること1:打刻方法が幅広い
KING OF TIME 勤怠管理は、対応する打刻方法の幅がとくに広い製品です。
- PCパスワード認証
- スマホアプリ(位置指定)
- Windowsログオン/ログオフ
- ICカード認証
- 生体認証(指紋・指静脈)
- 顔認証
- カメレオンコード認証
このうち Myレコーダー/クラウドタイムレコーダー/PCパスワード認証/アプリ/Windowsログオンは無料 で利用できます(ICカード・生体認証・顔認証などの対応端末や連携可否は要確認です)。
拠点や職種によって打刻方法を使い分けられるため、「本社はPC、現場はICカード」といった運用にも対応できます。1日に複数回・複数拠点での打刻にも対応します。
できること2:多様な勤務形態に対応
通常勤務・シフト勤務に加えて、次のような勤務形態に対応します。
- フレックスタイム制(コアタイムの有無)
- 週/月/年単位の変形労働時間制
- みなし労働
- 在宅勤務
雇用形態や勤務形態が複数ある会社でも、ひとつのシステムで管理できます。シフト管理では、スケジュールパターンを従業員へ割り当ててシフト作成を効率化でき、勤務希望の提出や人件費概算までカバーします。
できること3:残業の可視化とアラート
日ごと・月ごとの残業や、深夜・割増残業を リアルタイムに把握 できます。就業ルールごとに残業基準を設定し、申請・承認と組み合わせて運用できます。
さらにアラート機能があり、超過・不足、深夜労働、打刻忘れ、未申請残業などを検知して表示します。メールやアプリのプッシュ通知にも対応するため、締め日の直前に慌てて確認する運用から抜け出せます。
できること4:法対応
働き方改革関連法への対応も標準機能です。
- 時間外労働の上限規制(上限値・警告値の設定と対象者抽出)
- 年5日の有給取得義務
- 社会保険加入対象者の抽出
有給は入社日・特定日基準で自動付与し、残日数を管理します。半日・時間単位の休暇や会社独自の休暇にも対応し、休暇の種類は無制限 です。
できること5:給与計算まで、そのままつながる
KING OF TIME 給与は、勤怠管理と人事労務のデータと自動連携します。勤怠を締めて計算式に合致すれば、最短ワンクリックで給与計算 まで進められます。
とくに実務で効くのが、勤怠の締めが未完了の従業員はエラー表示され、計算が実行されない 仕様です。未処理のまま給与計算してしまう事故を防げます。
保険料・料率は人事労務で適用日を作成するだけで最新に保たれ、年末調整では控除証明書の画像から文字を自動読み取り(AI-OCR)します。賃金台帳・源泉徴収票などの帳票出力にも対応します。
他社の給与ソフトを使っている場合
すでに給与ソフトがある場合も問題ありません。KING OF TIME 勤怠管理は、給与奉行・弥生給与・freee人事労務・マネーフォワード などとの連携に対応します(連携可否は要確認です)。
勤怠だけKING OF TIMEにして、給与は今のまま、という導入も可能です。
人事労務でできること
KING OF TIME 人事労務は、紙・PDF・CSV・Excelに分散した人事情報を集約します。
- 入社手続き — 新入社員本人がフォームから情報を提出。ToDo・届出の作成から進捗管理までオンラインで完結
- 本人による情報申請 — 従業員が身上異動などを申請でき、管理者の入力負担を軽減
- Web給与明細 — 給与明細CSVを取り込み、給与・賞与明細をPDF/HTMLで発行。源泉徴収票も配信可(別途料金なし)
- マイナンバー管理 — 従業員が本人確認書類を添付して申請、突合や進捗管理も簡単
- e-Gov電子申請 — 社会保険・雇用保険・労働保険の届出を電子申請
- 権限管理 — 部署・役職ごとに項目単位で閲覧・編集権限を設定
どんな企業に向いているか
公式にも「全業種・全規模」とされていますが、ITPOINTがご提案する場面としては次のようなケースが多いです。
向いているケース
- 多様な雇用形態・勤務形態がある会社 — フレックス・変形労働・夜勤などが混在しても1つで管理できる
- 紙のタイムカードから移行したい会社 — 打刻方法を選べるため、現場に合わせて置き換えやすい
- 給与計算まで効率化したい会社 — 追加費用なしで給与まで使えるため、コストを抑えて範囲を広げられる
- 小さく始めたい会社 — 1名から、最低契約期間なしで始められる
別の選択肢を検討したいケース
- freee会計やマネーフォワード クラウドを軸にバックオフィスをまとめたい場合は、同シリーズの勤怠(freee勤怠管理Plus・マネーフォワード クラウド勤怠)の方がつながりが自然です
- 専用の打刻機と手厚い電話サポートを重視するならTouch On Timeも候補になります
顔認証の打刻を足すこともできる
なりすまし・代理打刻の対策として、顔パス勤怠の打刻データを KING OF TIMEへ連携 することもできます。勤怠システムはそのままで、打刻の入口だけを顔認証にする形です。詳しくは「代理打刻・なりすましを防ぐには?」をご覧ください。
まとめ
- 1人あたり月額300円(税抜)・初期費用0円、1名から利用可能
- この料金に 勤怠・人事労務・給与 が含まれる(給与利用時は人事労務との連携が必要)
- 打刻方法が幅広く、無料で使える方式もある
- 多様な勤務形態・法対応・アラートを標準機能でカバー
- 他社の給与ソフトとの連携にも対応
いずれも参考価格・要点の抜粋です。正式な金額や連携可否はお見積り・ご相談でご案内します。他メーカーとの違いは勤怠管理システムの比較・選び方、選び方の考え方は「勤怠管理システムの選び方」で整理しています。
ITPOINTはKING OF TIMEの正規販売代理店として、初期設定の代行から操作レクチャー、運用の定着までお手伝いします。IT導入補助金の活用もあわせてご相談いただけます。まずは無料相談からお気軽にどうぞ。