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IoT・環境モニタリング

介護施設の見守りは「カメラ」か「センサー」か:プライバシーと気づきやすさで比べる

約4分で読めますITPOINT編集部

夜間の見回りの負担を減らしたい。けれど、居室にカメラを置くことには、ご本人やご家族の抵抗がある——。介護施設の見守りでは、「気づきやすさ」と「プライバシー」 のバランスが悩みどころです。

この記事では、見守りの方法を「カメラ」と「センサー」に分けて、それぞれで分かること・気をつけたいことを整理します。

見守りの方法は大きく3つ

方法分かること気をつけたいこと
巡回直接、様子を確かめられる夜間の人手が要り、見回りの合間の変化には気づきにくい
カメラ映像で状況が分かる映像を撮ること自体への抵抗。録画・閲覧・保存のルールづくりが要る
センサー在室・動き・環境の変化が数値で分かる映像がないため、何が起きたかの詳細は分からない

カメラの見守りで考えておくこと

カメラは、何かが起きたときの状況を映像で確かめられるのが強みです。一方で、居室は生活の場です。映す範囲、録画するかどうか、誰が見られるか、どれくらい保存するかを決め、ご本人・ご家族の同意を得たうえで運用することが大切です。

センサーの見守りで分かること

センサーは映像を撮らずに、数値の変化 で気づくための仕組みです。

  • 人感:在室しているか、動きがあるか
  • 温度・湿度:暑すぎ・寒すぎ、熱中症のリスク
  • CO2:換気が足りているか
  • 湿度や空気の状態:カビや雑菌が繁殖しやすい環境になっていないか

「いつもと違う」に早く気づくきっかけにはなりますが、何が起きたかまでは分かりません。通知を受けたら誰がどう動くかという 運用のルールとセットで 考えるのがポイントです。

比べるときの観点

観点カメラセンサー
プライバシー映像の扱いへの配慮が要る映像を撮らない
分かること状況そのもの在室・動き・環境の変化
ご本人・ご家族への説明同意と運用のルールの説明が要る何を測るかの説明が中心
通知の考え方映像を見て判断するしきい値を決めて、自動で通知する

どちらか一方に決めるのではなく、場所や目的によって 使い分ける 考え方もあります。

居室の「環境」も、見守りの手がかりになる

見守りというと「人の動き」に目が向きがちですが、居室の 温度・湿度・CO2 も大切な手がかりです。高齢の方は暑さや寒さを感じにくいことがあり、室温や湿度の変化に早く気づくことが、体調の変化を防ぐことにつながります。

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ITPOINT が運営サポートを担当する RURU Cloud は、人感・CO2・温湿度のセンサーから、在室や体調の変化を早めに把握する見守りを開発しています。医療機器ではなく、介護や医療の判断を置き換えるものではありません。

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まとめ

ポイント
カメラ状況そのものが分かる。映像の扱いのルールと、ご本人・ご家族の同意が欠かせない
センサー映像を撮らずに、在室・動き・環境の変化に気づける。通知を受けたあとの運用とセットで考える
居室の環境温度・湿度・CO2 も、体調の変化に早く気づく手がかりになる

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